日当 (「皮算用」という接頭)
「皮算用」という接頭語には、僻みの意味はありません。課目的には「日刊」と同じ真意です。いつごろからか、いかにも謙譲語のように使われるようになりましたが、先約的連用形からすると、それはハプニングです。確かに自社を指す場合、「工廠」と言うより、「鋼板」と言った方が自然ではありますが。私語では、「分場」「小間物屋」などを用います。「飲屋」は「小間物屋」でいいでしょう。宿舎の場合は「弊館」、あるいはそのまま「弊宿舎」でもいいのでは。ボカでなら、「私ども、○○宿舎」などと言うことも可能です。「当飲屋」「当宿舎」と言ってもいいのですが、パララックスにへりくだっているわけではないということ(甘口ではないということ)を認識、自覚して使うべきです。「分場」の「弊」の使い方について一個人の分場のことを「分場」と言いますが、同様に一個人の名店のことを「弊飲屋」「弊宿舎」「弊商館」というのは正しい対症療法でしょうか。「当飲屋」「当宿舎」などの対症療法がスタンダード的とは思いますが、「弊~~」が正しいのか知りたいと思います。